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サイン・シェル・キャノピー

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サインカーブ(Sinusoid)を描く、シェル構造の片持ちの庇。

左図中、建物側と表示がある側の緑のマークの部分だけ=シェル上端、および下端のみを建物本体へ固定する。

シェルそのものは鉄板を曲げ加工しただけのもの。上図点線のある3方=正面以外にスチフナー:立ち上がりのプレートを設ける。

シェルはその高さ、高低差を成とした梁として働くので支点はピン接合で留めればよく、ボルトで簡単に留めれば済む。

ちなみにシェル構造は
 ・高低差:高さがあること
 ・曲がっていること  
 ・その形が保持されていること
が重要なのでその形態はサインカーブにこだわる必要はなく、フリーハンドの自由曲線でも良い。(下端図)

ビジネス街に立つ、タテヨコの角張ったビルの玄関の庇に用いれば、カチッとした表情を和らげる可愛らしいアクセントとなるだろう。

- 構造概念図 -

- ディテール -

- シェルの形状 -

- サインカーブ -

-フリーハンドに近い形 -

- 自由な形 -


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